川崎市は10月から期間限定で、多摩川で釣り上げられた黄金色のナマズ「たまずん」を多摩区役所で展示する。
「たまずん」は昨年6月、同市高津区宇奈根の多摩川で捕獲された。黄金の色は「金運ナマズ」として縁起物になるほど珍しく、川崎河川漁業協同組合から二ケ領せせらぎ館(同市多摩区)に寄贈され飼育されてきた。
市はより多くの人に愛されるよう名前を募集し、今年2月、愛称を「たまずん」に決定。4月から6月まではJR川崎駅近くの「カワスイ 川崎水族館」で展示され好評だったという。
同区役所は1階で「ミニ水族館」として多摩川に生息する淡水魚を飼育・管理しており、この一角で展示する予定。市は「区民が身近に親しむ機会を提供したい」としている。
展示は12月28日まで。その後は再び「せせらぎ館」で展示される予定。