〝名誉キャプテン〟が巨人・菅野から先制弾 阪神・糸原「食らいついて打ちにいった結果」

巨人・菅野から先制弾を放った阪神・糸原(東スポWeb)

阪神・糸原健斗内野手(28)が25日の巨人戦(東京ドーム)で先制の2号ソロをマーク。3―0の快勝劇に大きく貢献した。

試合は阪神・高橋と巨人・菅野の息詰まる投手戦。スコアボードに0が淡々と刻まれる中、膠着状態を打破したのは、頼れる〝名誉キャプテン〟だった。

7回一死無走者の場面でこの日3度目の打席に入った糸原は、カウント2―2から菅野の投じた直球を一閃。高々と舞い上がった白球は、長めの滞空時間を経てから右翼席へスタンドイン。「(高橋)遥人が頑張ってくれているので何とか先制点が欲しかった。食らいついて打ちにいった結果」と胸を張った。

9月の月間打率は優に3割をオーバーするなど好調。チーム事情もあり3番、5番などの様々な打順を任されているが「チームが勝つことが一番。いい勝ち方ができて良かった。この勢いのまま明日もしっかり勝って甲子園に帰りたい」と力強く言い切り、視線を次戦へ向けた。

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