【JRA】サインオブサクセスがデビュー戦V 横山武「反応良く動いてくれた」

新馬戦を勝ったサインオブサクセス

26日に行われた中山5R新馬戦(芝2000メートル)は、超スローペースの中、3番人気のサインオブサクセス(牡2・伊藤圭)が1着に入った。勝ち時計は2分04秒9。0秒1差で川田騎乗のロードレゼル(牡2・中内田)が続いた。

サインオブサクセスはスタート直後に他馬に寄られたが、気にすることなく好位につけてひたすら我慢。直線で鞍上のゴーサインに鋭く反応、スーッと外に出て加速しゴールした。

横山武の好騎乗が光る一戦だったが、しまいの反応の良さはなかなかのもの。横山武は「調教の印象からまだトモがしっかりしておらず、これからよくなる馬だと思っていた。道中フワフワしている感じだったが、4コーナーから反応良く動いてくれた。まだレースがわかっていないなど課題は多いが、勝てたのはよかった」と語った。

一方、伊藤圭調教師は「まだ幼さはあるが、今日は装鞍所から馬が良かった」と愛馬に目を細めた。底を見せておらず、これからの開花が楽しみだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社