レジャーや教育、マリンパークの地域貢献に感謝 三浦市と三崎中がメッセージ

三浦市からの感謝状や三崎中生徒の寄せ書きメッセージなどを手に記念撮影する濱田社長(右から3人目)ら=京急油壺マリンパーク

 感動と笑顔をありがとう─。今月末に閉館する京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市三崎町小網代、濱田真行社長)に27日、同市の吉田英男市長と三崎中学校(同市三崎町六合)の生徒たちから感謝のメッセージが送られた。

 濱田社長に感謝状を贈った吉田市長は「三浦市最大のレジャー拠点として市民や観光客に海洋生物とのふれあいを提供し、海洋教育にも多大な協力をしてくれた」と功績をたたえた。

 三崎中の1年生69人は手書きした1文字ずつと本人を一緒に撮影した寄せ書きのメッセージや文集などを作成。メッセージには「働く皆さん、イルカ、アシカ全ての生き物お疲れさまでした」などと書かれていた。

 生徒を代表して贈呈式に出席した蛭田虎太郎さん(13)は「イルカのショーが大好きだった」、夏迫梨穂さん(13)は「マリンパークで生き物と触れ合えたことが貴重な経験になった」と感謝していた。式の様子は同校にもオンライン中継された。

 この日も平日にもかかわらず大勢の来場者でにぎわったマリンパーク。濱田社長は「想定以上の人出で、多くの人に愛されていたことを実感する。今後も京急グループとして地域に貢献していきたい」と話していた。

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