田川寿美が30周年記念シングルのヒット祈願  コロナ休み中は同世代のママとPTA活動

ヒット祈願を行った田川寿美

デビュー30周年を迎えた演歌歌手・田川寿美(45)が28日、東京・新宿区の花園神社で29日にリリースする30周年記念シングル「雨あがり」のヒット祈願を行った。

16歳でデビューし、「歌を通して社会勉強をさせてもらった。いろんな方と出会えて最高の人生でした」と30年を振り返った田川。「今回のシングルで、演歌好きの方々に日本の心、日本の言葉が伝わって欲しいなと思います」と話した。

本来なら全国ツアーなど大忙しだったはずの節目の年だが、コロナ禍のためそれも叶わなかった。仕事がないことに「不安もあった」というが、「少しリセットできる期間になってよかったかな。歌手は出し続けることにエネルギーを使う。それを調整するという意味では、休めたこともすごい良かった」。11月1日には記念コンサートも予定されているが「ゆとりを持って臨めると思っている」という。

この休んでいる期間に神社巡りと、「小学3年生の子供の学校で、PTAの防犯部長を始めた」という田川。地域の防犯のための活動を率先して行ったいたというが「同世代のママたちと一緒やっていた。一流企業に勤めながら子育てをしてPTA活動もしてというママと仲良くなったりした。すごいエネルギッシュだなと感心させられました。大変でしたけど、いろんな知らないことを学べて、いい勉強になった1年でした」と笑みを見せた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社