J1鳥栖・金明輝監督のパワハラ問題をJリーグが直接調査へ

鳥栖の金明輝監督

Jリーグは28日に理事会を開催し、J1鳥栖の金明輝(キム・ミョンヒ)監督(40)による選手などに対するパワハラ疑惑を直接調査に乗り出す方針を明らかにした。

理事会後のオンライン会見でコンプライアンス法務室の萩原和之室長が「調べに行かないと、クラブを取り巻く状況が解明できない」と表明。「リーグが直接調査をすると昨日クラブに通知した。現在プランニングをしている」と現在は調査方針の詳細を詰めており、今後は弁護士による関係者への聴取などを実施し、今季終了ごろをめどに結論を出す予定だ。

金監督を巡っては、6月に選手に対して足払いして転倒させるなどしてクラブから3試合の指揮資格停止処分がくだされた。しかしその後も複数のパワハラ疑惑が浮上しており、Jリーグが本格的な調査に乗り出すことになった。

大きな波紋を呼んでいるパワハラ問題にどのようなメスが入るのか。注目が集まりそうだ。

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