ヤンキース7連勝 スタントンがダメ押しの35号3ラン

【ヤンキース7-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター

宿敵レッドソックスをスイープして6連勝と勢いに乗るヤンキースは、今日からワイルドカード争いのライバルであるブルージェイズとの3連戦がスタートした。その初戦はアーロン・ジャッジが同点アーチ、ジャンカルロ・スタントンがダメ押しアーチを放つなど、自慢の重量打線がブルージェイズ投手陣を攻略し、7対2で勝利。連勝を7に伸ばし、トップに立つワイルドカード争いではオリオールズに敗れたレッドソックスとのゲーム差が2に広がった。

ヤンキースは1回裏にボー・ビシェットのタイムリーで先制されたものの、3回表にジャッジの37号ソロで同点。4回裏にコリー・ディッカーソンのタイムリー二塁打で勝ち越されたが、5回表一死1・2塁からアンソニー・リゾーが同点タイムリーを放ち、ブルージェイズ先発の柳賢振(リュ・ヒョンジン)を降板に追い込んだ。ここで2番手アダム・シンバーからジャッジが犠飛を放ち、勝ち越しに成功。7回表はスタントンに35号3ラン、9回表にはジオ・ウルシェラにも14号ソロが飛び出し、7対2で快勝した。

7回表にダメ押しの35号3ランを放ったスタントンはこれで4試合連続アーチとなり、直近4試合で打率.529(17打数9安打)、13打点の大暴れ。ワイルドカード獲得に向けてラストスパートが必要な状況のなかで、チームの快進撃の原動力となっている。ヤンキースは7連勝となり、ワイルドカード2位のレッドソックスとのゲーム差は2に拡大。この勢いのまま一気にワイルドカード獲得を決めてしまいそうな気配も漂い始めている。

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