神奈川県の黒岩祐治知事は29日、自民党新総裁に岸田文雄氏が選出されたことについて、「コロナの危機の中でリーダーシップを発揮して引っ張っていってほしい」と期待を寄せた。
岸田氏について「総裁選が始まるまでは物足りなさを感じていたが、立候補してから覚悟や言葉の重みが全面に出てきた。政策論争の中で選ばれ、納得感のある結果だった」と述べた。岸田氏が政策提言の中で「健康危機管理庁」（仮称）の創設を提案していることに触れ「問題意識を共有しており、共感する。大いに期待したい」と話した。
一方、県内選出の河野太郎行政改革担当相（衆院15区）が敗れたことには「残念ではあった」と振り返った。
