元AKB48・北原里英を射止めた笠原秀幸の包容力と「ヨイショ」

結婚を発表した北原里英、笠原秀幸

女優としての悩みを優しく聞いていたようだ。AKB48、NGT48の元メンバーで女優・北原里英(30)が29日、俳優・笠原秀幸(38)との結婚を発表した。

所属事務所の公式サイトで、北原は「この度、俳優の笠原秀幸さんと入籍いたしましたことをご報告させていただきます」と伝えた。

友人の紹介で知り合い、交際期間は約3年。前日28日に婚姻届を提出したという。

相手の笠原について、「いつも私の相談に乗ってくれて、アドバイスをしてくれたり、ときには真面目に、ときにはふざけながら、私を笑顔にしてくれる大切な存在になっていました。一緒にいるときの自分はすごく面白くて好きだなあ、と思います」とつづり、「昔から家族、家庭への憧れは強く、この人と家族になりたいな、と思うようになっていきました」と心境を明かした。

2008年にAKBでデビュー。15年にはNGT48に移籍しキャプテンを務め、18年4月にグループを卒業した。

卒業後は多くの映画やドラマに出演するなど主に女優として活躍中だ。「AKBに入ったときから『女優になりたい』という強い気持ちを持っていた。演じることが大好きで『とにかく幸せ!』と口にしながら前向きに頑張っている。当初はアイドル出身女優として色眼鏡で見られないか、不安もあったようですが、笠原さんの影響でプラス思考になった面も大きいようです」(映画関係者)

笠原といえば、俳優として映画「リリイ・シュシュのすべて」「クローズZEROⅡ」や、今年7月期ドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)ら多くの作品に出演。北原にとっては、演技の先輩として尊敬できる存在でもあっただろう。

アイドル時代から自分のことより後輩やスタッフへの気遣いを優先する姿で誰からも愛された北原。その一方、我の強さがないことに悩んでいたともいうが、笠原はその「人間力」を褒めていたという。

結婚により、さらに飛躍するだろう。

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