没収供託金10年間未処理 宮崎市議選巡り選管

 宮崎市は29日、2011年4月の同市議会議員選挙で落選した立候補者1人から没収した供託金30万円を約10年間、歳入として処理していなかったことを明らかにした。一時的に供託金を預かる宮崎地方法務局に対し、市選管事務局が手続きを取っていなかったことが原因。同法務局との協議で未処理が分かり、今年3月の市議会定例会で2020年度補正予算として歳入処理していた。

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