エンゼルス・大谷翔平の今季登板なし マドン監督が明言

マドン監督が大谷の今後を語った(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスのジョー・マドン監督は29日(日本時間30日)に敵地アーリントンでのレンジャーズ戦前に大谷が「今季の残り試合で登板しない」と明言した。1918年のベーブ・ルース以来の「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業達成は来季以降に持ち越しとなった。打者としての出場は続け、日本人選手初の本塁打王を狙う。

前回26日(同27日)のマリナーズ戦は7回1失点と好投するも打線の援護がなく10勝目はならず、ルースの記録にあと1勝としてから3度足踏みしていた。指揮官は28日(同29日)に「投手コーチと話さないといけない。今は正確な報告はない」と次回登板は未定としていた。

今季は23試合に登板して9勝2敗、防御率3・18だった。

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