ドイツ1部ドルトムントが来夏のノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)の退団に備えて後任ストライカー探しをスタートさせたとスペインメディア「デフェンサセントラル」が報じている。
かねて欧州ビッグクラブが熱視線を注いでいるハーランドについて、所属のドルトムントは契約に基づき、来夏以降の移籍金を7500万ユーロ(約97億5000万円)に設定。このため、今シーズン終了後には大争奪になることが確実視されており、現時点でスペイン1部レアル・マドリード入りが最有力とみられている。
同メディアは「ドルトムントはハーランドの離脱を現実的に想定している。したがって、彼にとって代わることができる同じレベルのストライカーを探している」とし「完璧なストライカーを見つけるために、世界中に30人のスカウトを配置した」と報道。すでにフランス1部ニースのFWカスパー・ドルべリ(23)やFWアミーヌ・グイリ(21)、オランダ1部PAVアイントホーフェンのMFノニ・マドゥケ(19)らをリストアップ済みという。
ただ、ドルトムントは欧州だけではなく、世界にスカウト網を広げて逸材の発掘を目指している。果たしてハーランドに並ぶストライカーは見つかるのだろうか。