【新型コロナ】横浜で自宅療養の30代男性死亡 倒れているのを家族が発見、死後感染判明

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は30日、自宅で病気療養していた30代男性が死亡したと発表した。簡易キットでの検査結果は陰性で、死後の検査で感染が判明した。

 市によると、男性は11日に倦怠(けんたい)感やせきの症状があったことから、その場で結果が分かる簡易的なキットを使って感染の有無を3回検査。いずれも陰性だったため、医療機関を受診せずに自宅で療養していた。

 22日に連絡が取れなくなり、男性宅を訪れた家族が倒れている男性を発見。駆け付けた救急隊が死亡を確認し、その後の検査で感染していたことが分かった。死因は新型コロナウイルスによる肺炎で、基礎疾患はなかったという。

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