日本サッカー協会の田嶋幸三会長(63)が日本代表の森保一監督への信頼を強調した。
30日にオンラインで取材に応じた田嶋会長は「監督に対するネガティブな意見が出るのはどこに国にもある。それに一喜一憂するつもりはない。森保監督への信頼は全く揺るがない。ナンバーワンのコーチだと思っている」。日本代表は9月のカタールW杯アジア最終予選初戦でオマーンにホームで敗れ、森保監督の手腕を疑問視する声が上がっていた。
さらに「完璧な指導者もいないし、完璧な試合をできるときも少ないと思っている。その中でしっかり結果を出していくのが代表の監督で、それをやってくれるのは森保監督。変なことを心配しながらやるつもりは一切ない」と重ねて強調した。
10月には最終予選前半のヤマ場となるサウジアラビア戦(7日、ジッタ)とオーストラリア戦(12日、埼玉)が控える。森保ジャパンは、きっちり2連勝して周囲の雑音を封じ込められるか。