アストロズ2年ぶりの地区優勝 フランコは新記録ならず

【レイズ2-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは4回裏に3点を先制し、先発のランス・マカラーズJr.が6回3安打2失点の好投。7回以降はライン・スタネック、ケンドール・グレイブマン、ライアン・プレスリーとつないで1点のリードを守り抜き、2年ぶりの地区優勝を決めた。好投したマカラーズJr.が今季13勝目(5敗)、最後を締めくくったクローザーのプレスリーが今季26セーブ目をマーク。レイズ2番手ライアン・ヤーブローは4回2/3を投げて4安打3失点で今季7敗目(9勝)を喫した。

地区優勝へのマジックナンバーを1としていたアストロズは、4回裏にユリ・グリエルのヒットから無死1・2塁のチャンスを作り、カルロス・コレアの25号3ランで先制。5回までノーヒット投球を続けていたマカラーズJr.は、6回表先頭の崔志萬(チェ・ジマン)に初安打を許し、二死後にブランドン・ラウに36号2ランを浴びたが、98球で6イニングを投げ抜いた。その後は継投でレイズの反撃を封じ、2年ぶりの地区優勝が決定。地区シリーズでは中部地区王者のホワイトソックスと対戦する。

レイズの20歳の有望株、ワンダー・フランコは前日まで43試合連続出塁をマークしていたが、今日はファーストゴロ、セカンドゴロ、サードゴロ、セカンドゴロ失策で4打数ノーヒットに終わり、ついに記録がストップした。43試合連続出塁は20歳以下の選手では1956年のフランク・ロビンソン(レッズ)と並ぶメジャータイ記録。メジャーに適応した後半戦の打率は3割を超えており、ポストシーズンの舞台でも活躍が期待される。

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