なでしこ・池田太新監督 W杯優勝とパリ五輪金メダルを宣言「仲間に良い影響を与える選手選ぶ」

2018年、女子Uー20日本代表W杯で優勝を果たした池田太氏(前列中央)

なでしこジャパンの池田太新監督(50)が就任会見で「W杯&五輪ダブルV」の目標をブチ上げた。

なでしこジャパンは国際大会で厚い壁にはね返されている状況が続いており、再建に向けて世代交代や新戦力の抜擢に期待がかかる。

そうした中で池田監督は、今後の選考基準を説明。「まず一番に考えているのは、自分の持っているパフォーマンスを出し切れる選手、全力でプレーする選手を大切にしていきたい。それプラス、仲間に良い影響を与えられること。その選手がいることで、より良い相乗効果が生まれるような、それも大事な選考ポイントになる」とニックネームである〝熱男流〟の人間性を重視した選考になりそうだ。

そのうえで、2023年オーストラリア・ニュージーランドW杯と24年パリ五輪の目標について「優勝を目指し、頂点を目指しながら戦っていく。大会の中で成長を目指しながら勝っていくことが目標」とダブルVを宣言。W杯で世界一を奪回したうえで、次回五輪で悲願の金メダルを目指す構えだ。

熱い目標を掲げた新指揮官がどのような手腕を発揮するか楽しみだ。

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