【ノア】拳王 法則だと俺しかいない! N―1制覇、丸藤からGHC強奪を堂々予告

台風16号に伴う強風の中、拳王は力強く拳を握った(東スポWeb)

ノアの拳王(36)が〝リーグ戦の法則〟を生かし、王者・丸藤正道からのGHCヘビー級王座取りを狙う。

シングル最強を決める「N―1 VICTORY」は清宮海斗、船木誠勝、中嶋勝彦とともに4強入り。準決勝(3日、東京・後楽園ホール)で対戦する清宮について「前は清宮のために会社がつくった舗装された道をアイツは自分の足で歩いていた。今の清宮を見ていると自力でも歩けてない。甘やかせて育てたノアにも問題がある。俺が指摘した通りになった」と言い放つ。

3月のGHC戦で武藤敬司に敗れてから低迷が続く清宮は、リーグ戦では武藤に引き分けてブロック突破を果たした。拳王は「武藤敬司か杉浦貴かと思っていたら、清宮が勝ち抜いてきたこと自体が驚き。何かがあったんだと思うから、それをリング上で確かめたい」と対戦を心待ちにした。

同日の優勝決定戦を制すと、10日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会で王者・丸藤に挑戦する。「(N―1の前身)グローバルリーグ戦時代から、チャンピオンが出ていないリーグ戦を優勝したのは俺しかいない。今回もノアのリーグ戦の法則通りにいく」と自信をのぞかせた拳王は「丸藤は可もなく不可もないチャンピオン。安定のチャンピオンは全く面白くない。どうすれば面白くなるかって、俺がチャンピオンになる以外は言えない」ときっぱり。2度目の戴冠を射程圏にとらえている。

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