張本勲氏が引退表明・斎藤佑樹に「ご苦労さんと言いたい」

張本勲氏

野球評論家の張本勲氏(81)が3日、「サンデーモーニング」(TBS系)にリモート出演し、引退を表明した日本ハムの斎藤佑樹(33)について語った。

斎藤は1日に今期限りでの現役引退を表明。17日のオリックス戦での登板が現役最後となる予定だ。

同じくリモート出演していた野球解説者の黒木知宏氏(47)はコーチ時代に斎藤を見てきた。黒木氏は「斎藤佑樹投手や今年引退された選手に『あっぱれ』をあげてください」と評価。

続けて、「肩を痛めたことが一番。痛めてから思い通りのボールを投げられなくなっている。自分のイメージと実際投げているボールのギャップがつらいんですよ。ここまで頑張り続けた斎藤投手はメンタルが強い。斎藤投手しか見られてない景色がいっぱいあるので野球界に伝えるために尽力してほしい」と話した。

一方、張本氏は「コントロールのいいピッチャーだった。ただ、主力(打線)にはつかまる印象があった。あまりにも球がきれいすぎて」と指摘。「ご苦労さんと言いたい」と労った。

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