中日は3日の阪神戦(甲子園)に0―1で今季13度目の零封負けで3連敗。打線が阪神投手陣の前に散発5安打で無得点と沈黙し、7回7安打1失点と力投した先発・小笠原を見殺しにした。
パウエル打撃コーチは、6回1/3を無失点だった阪神の先発・ガンケルについて「ボールを低めに集められて良い投球をされた。4回に(一死三塁の)チャンスがあったが、あと1本出なかった」と悔しがった。
これで打線は36イニング連続で適時打なし。深刻な〝タイムリー欠乏症〟に陥っているが「チャンスの場面というのは投手の方がプレッシャーがあるはずだから、自分の能力を信じてリラックスして打席に入ることが大事」と奮起を促した。