クロちゃん 豆柴の大群に91人増員を提案 「手汗のついたおにぎりを作って」要求

大勢のゲストに囲まれた「豆柴の大群」(前列の5人=左からカエデフェニックス、アイカ・ザ・スパイ、ハナエモンスター、ミユキエンジェル、ナオ・オブ・ナオ)

5人組アイドルグループ「豆柴の大群」が3日、千葉・舞浜アンフィシアターで約1年ぶりとなる大規模ホールで有観客ワンマンライブを開催。アドバイザーのクロちゃんを筆頭に、ゆりやんレトリィバァ、ハリウッドザコシショウ、こがけんなどがゲスト出演した。

豆柴の大群は2019年に人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」で誕生。翌20年には日本レコード大賞新人賞を受賞するなど、ノリに乗っているグループだ。

この日の公演は水ダウで演出を務める藤井健太郎氏がプロデュースし、全11曲をバラエティー豊かにパフォーマンス。12月22日発売の新曲「昨日は戻らない」を初披露した。ナオ・オブ・ナオは「楽しみな気持ちと不安な気持ちと緊張の気持ちがせめぎ合っていたんですけど、お客さんが温かくて楽しくできました」と笑顔を浮かべた。

クロちゃんは「豆柴の大群のクロちゃんです!」と自己紹介するも、メンバーから「違います」と拒絶されてしまう。それに腹を立てたのか、「カエデ(フェニックス)とか好きなお笑い芸人が出なかったから、テンションが低かった。さらば青春の光が出た時はもっと生き生きしていた」などとアドバイザーらしからぬ〝暴露〟。

さらに一度は解任されたプロデューサー復帰にも色気を見せ「絶対にプロデューサーに戻って、メンバーをあと91人増やして、96(クロ)ちゃんで国民的アイドルになる」と宣言したどころか、「手汗のついたおにぎりを作ってくれたら」などとメンバーに気持ち悪い要求まで繰り出した。

もちろんメンバーは「イヤだー!」「けっこうキショい」「決定権を与えないで」などと断固拒否。メンバーの支持は全く得られていない。

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