「地元の悲願かなった」 古川さん 法相就任へ

自民党総裁選で河野太郎行政改革担当相の「必勝を期す会」に登壇した古川禎久さん=9月16日、東京都港区

 「地元の悲願」「国民の声に耳傾けて」。自民党の岸田文雄総裁が4日に発足させる新内閣に、衆院宮崎3区選出で元財務副大臣の古川禎久さん(56)が法相として初入閣することが明らかになった3日、県内の関係者らに喜びが広がった。本県選出の国会議員の入閣は戦後10人目。法相は2人目。総裁選では岸田総裁と戦った河野太郎行政改革担当相の推薦人だったが、所属する石破派退会後の入閣内定となり、驚きとともに政治家としての手腕に期待する声が上がった。

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