ジャイアンツが最終戦に勝ってナ・リーグ西地区優勝 ドジャースはワイルドカード

ナ・リーグ西地区優勝を決めたジャイアンツ(ロイター=USA TODAY Sports)

ハイレベルの戦いが続いていたナ・リーグ西地区は3日(日本時間4日)のレギュラーシーズン最終戦でジャイアンツの優勝が決まった。ジャイアンツはパドレスに11―4で圧勝して107勝とし、ドジャースはブルワーズに10―3で快勝したものの、106勝で1勝及ばずワイルドカードに回った。ジャイアンツが敗れて、ドジャースが勝てば一発勝負の優勝決定戦に持ち込まれるところだった。

ジャイアンツはナ・リーグの第1シードとなり、地区シリーズ(5回戦制)でワイルドカードゲームの勝者と8日(日本時間9日)から対戦。もう一つの地区シリーズは中地区優勝で第2シードのブリュワーズが、東地区優勝で第3シードのブレーブスとマッチアップする。

ワイルドカードゲームは一発勝負で6日(日本時間8日)にドジャー・スタジアムでドジャース―カージナルス戦が行われる。ドジャースは勝てば地区シリーズでジャイアンツと顔を合わせることになるが、敗れるとメジャー勝率2位のチームがわずか1試合でプレーオフから脱落することになる。

ドジャースはサイ・ヤン賞を3度獲得している、今季15勝4敗のマックス・シャーザー投手(37)、カージナルスは同17勝7敗のアダム・ウェインライト投手(40)が先発する予定だ。

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