【森保ジャパン】遠藤航が〝闘将化〟宣言「厳しさを試合でもっと表現してもいい」

オンラインで取材に応じる遠藤(東スポWeb)

森保ジャパンの窮地を救うべく、日本代表MF遠藤航(28=シュツットガルト)が鬼の〝闘将〟になる。

7日のサウジアラビア戦に向けて決戦の地ジッダに入った遠藤は、4日にオンラインで取材に応じた。アウェーではあるものの、欧州組にとっては時差も移動距離も少なくコンディションの維持は日本に向かうよりプラス効果が期待できる。

「コンディション面では移動も少ないし、時差も少ない。海外にいる選手はいつもどおりのコンディションでできると思う。時差も考えなくていいのは大きい。移動の距離も含めてリカバリーもしっかりできる」と遠藤はメリットを強調した。

森保ジャパンではチームの中心として不動の地位を築き、所属するシュツットガルトでも主将を務めるなど強力なリーダーシップが高く評価されている。

カタールW杯アジア最終予選のヤマ場となるサウジアラビア戦、オーストラリア戦(12日、埼玉)に向けてそのキャプテンシーにも期待がかかり「(9月の試合では)僕がピッチ上で、もっと厳しい声をチーム全体に声をかけたほうがよかったのかなとも考えた。言いすぎてもよくないので、そこのバランスはチームの雰囲気を見ながら。今代表でずっと試合に出て、自分の中でも中心でやっていかないといけないという感覚がある。そこの厳しさを試合でもっと表現してもいいかなとは思った」と格下オマーン相手に敗れた課題を踏まえて、闘将としてチームを叱咤激励する覚悟を示した。

代表でもクラブでもフル回転する遠藤が森保ジャパンを力強くけん引する。

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