西武戦力外の多和田「投手として野球を続けていければ」と現役続行の意向

西武の多和田真三郎(左)と大窪士夢

5日、西武・多和田真三郎投手(28)と大窪士夢投手(21)の育成2投手が戦力外通告を受けそれぞれコメントを発表した。

多和田は「6年間という短い間ではありましたが、とてもいい経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせていただきました。今後については、ピッチャーとして野球を続けていければと思っています」と言葉に現役続行の意思をにじませた。

一方の大窪は「今後は野球を続けるかどうかも含めて、少し時間をかけて考えたいと思います。3年目の今年は、春先にファームでたくさんの実戦経験を積むこともできましたし、防御率も良かったので、自分の中で一つでも成長できたと思えることもありました。いつかは二けたの背番号を背負ってメットライフドームのマウンドで投げたいと思って頑張ってきましたが、自分の実力不足で叶いませんでした。3年間、これまでたくさんのファンの方々に応援していただきましたので、感謝の気持ちでいっぱいです」とファンに感謝の気持ちを語っていた。

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