ブラジルのプロリーグで大事件…審判が選手に顔面を蹴られ意識不明の重体に

 ブラジルのプロサッカーリーグで、選手がレフェリーを蹴り飛ばし試合が急遽中止になる異常事態が起きた。

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 問題となったのは地域リーグのカンピオナートガウチョ2のECグアラニとSCサンパウロの一戦。試合開始から1時間ほど経った頃にサンパウロのウィリアム・リベイロが主審を突然蹴り飛ばし、倒れた所にさらに顔面を激しく蹴る暴挙に。周りの選手がすぐにリベイロを制止するも、頭を激しく叩きつけた審判は気絶。すぐに病院に運び込まれ、リベイロはその場で現行犯逮捕された。幸いにもレフェリーはその日の内に意識を取り戻し、試合は5日に残り30分から再開が決定。サンパウロは公式声明で、「主審の無事を改めて願う。攻撃を正当化するものは何もない」と謝罪し、リベイロとの契約を即時に破棄したと伝えた。

ブラジルで選手が主審を蹴り飛ばし意識不明の重体に Photo Silvio Avila

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