中日・平田が異型狭心症を告白「元気なのになんで野球が出来ひんのや!」

中日・平田

中日は5日、平田良介外野手(33)が7月4日に体調を崩し、名古屋市内の病院で診察を受けた結果「異型狭心症」と診断されていたことを発表した。現在は体調を見ながら、当日のメニューを決定していると説明した。

平田自身もインスタグラムで詳細な様子を投稿。「7月4日の深夜、胸が締め付けられる感覚と動悸が激しくて救急車で緊急搬送され、後日診断、診断結果は異型狭心症とでました。その日から四六時中胸の圧迫感と締め付けが強く、3分間のジョギングができない状態が続きました。後日カテーテル検査をして診断結果は異型狭心症のまま」と公表した。

さらに「8月3日の運転中にジェットコースターの落ちる瞬間の感覚があり、顔と頭、左手首から先が痺れてそこから救急外来へ。後日、呼吸の心拍と一緒のリズムで空気の抜けるような音が鳴っていたので呼吸器科でも問診をしてもらうようになりました」と説明。その後、喘息の薬で良くなり、喘息の診断もあったという。

心境について「そのほかにもいろいろな症状がでていたので思うように試合に出る事も出来ず、身体は元気なのになんで野球が出来ひんのや! と悲しく思っていました」と吐露している。

16年目の今季は開幕スタメン入りするなど一軍で21試合に出場し、打率1割5分5厘、0本塁打、4打点。悔しい思いを「いつになれば気にせずに野球ができるのか、自分自身も野球がしたい。そしてみなさんの前で平田良介の野球を観てほしいです。この謎の病気が早く良くなるように皆さんも祈ってください。よろしくお願いします。今年も応援ありがとうございました!」とつづっている。

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