巨人の原辰徳監督(63)が5日のヤクルト戦(神宮)後、この日4打数無安打に終わった岡本和真内野手(25)について言及した。
悩める主砲が、またしても決定機を逃した。この日の岡本和は4打席中3度、走者がいる場面で打席を迎えた。3点ビハインドの4回には二死二塁とチャンスで打席に入ったものの、空振り三振。1点差で迎えた6回の3打席目でも、一死二塁と一打同点のチャンスで痛恨の中飛に倒れ、流れに乗ることができなかった。
10月に入ってから11打数1安打と、依然として苦しい状態が続く岡本和だが、これには指揮官も不安を隠せない。「ねぇ。このところ…なかなかね。本人は一生懸命やっているけどね。いいところで結果が出ればね、それが良薬なんでしょうけどね」と、復調のきっかけ作りを願う。
奇跡の逆転優勝に向けて若大将の復活は必要不可欠。再びエンジンをかけ直すことはできるか、注目が集まる。