【秦野市長選】現職・高橋氏が再選出馬へ「未来に向けた取り組み進めたい」

高橋昌和氏

 任期満了に伴う神奈川県秦野市長選(2022年1月16日告示、同23日投開票)に、現職の高橋昌和氏(64)が再選に向け立候補する意向を固めたことが5日、分かった。

 関係者によると、高橋氏は9月19日の後援会幹部会で「本年度からスタートした新総合計画を浸透させ、次の秦野の未来に向けた取り組みを進めていきたい」などと述べ、再選出馬の意思を伝えたという。

 高橋氏は神奈川新聞社の取材に対し「公約に掲げた中学校の完全給食は12月に始まる。また、(本年度開業予定の)新東名高速道路を最大活用する表丹沢の魅力づくりなどはこれから本格化する。これまでの取り組みをしっかり前に進めていきたい」と話した。

 高橋氏は法政大卒。1979年に市役所に入り、環境産業部長、財務部長、福祉部長などを歴任。2018年の市長選で4期目を目指した古谷義幸氏を破って初当選した。

 同市長選を巡っては、元市産業振興課長の佐藤伸一氏(54)が立候補の意向を示している。

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