きょう6日(水)も、西日本を中心に晴れて、最高気温が30℃を超えるような季節外れの暑さが続きそうだ。日本海側は北陸を中心に雨の降っている所があるが、午後は回復に向かう見込み。
　未明に、震度5強の地震があった青森など東北北部でも雨の降っている所があるため、揺れの大きかった地域では、今後もがけ崩れなど土砂災害に注意が必要だ。
　また、関東や東海では午後は次第に雲が増えて、夜はにわか雨の降る所がある見込み。

西日本中心に真夏日まだ続く　関東・東海は夜は雨も

　関東から西日本は朝から晴れ間が広がっている。きょうも西日本を中心に、最高気温が30℃を超える真夏日になる所がありそうだ。

＜予想最高気温＞
32℃　日田(大分)・佐賀・熊本・石垣島など
31℃　甲府・浜松(静岡)・山口・長崎・鹿児島など

　真夏に比べると空気は乾いてはいるものの、屋外での作業や活動、特に、この時期、運動会や体育祭の練習は、水分補給や休息を心掛け、体調を崩さないように気を付けたい。

　西日本は太平洋側を中心に夜にかけて晴れる所が多いが、関東や東海は、午後は次第に雲が増えて、夜はにわか雨の降る所がある見込み。
　また、沖縄は、断続的に雨が降り、局地的に激しい雷雨になる所もあるので、落雷や突風などに注意が必要だ。

雨が止んでも東北北部は土砂災害に注意　北日本や北陸は秋らしい体感に

　北陸周辺から北日本の日本海側で雨が降っているが、雨の範囲は次第に狭まり、遅くとも昼頃には止んで、午後は回復に向かう見通しだ。
　未明に、震度5強の地震があった青森など東北北部でも、昼前まで雨の降る所がある見込み。これまでの雨ですでに地盤が緩んでいる所もあるため、大きな揺れのあった地域では、雨が小降りになったり、止んだ後も、がけ崩れなどの土砂災害に注意が必要だ。

　北日本や北陸では、きのう5日(火)よりも気温が低い傾向で、この時期らしい体感になりそうだ。特に、北陸では、きのうとの気温差が大きいので、服装選びに気を付けたい。
　また、寒気が流れ込む北海道の標高の高い所では、あす7日(木)にかけて雪の降る可能性がある。

（気象予報士・海老原美代子）