新東名延伸区間 ICは「新秦野」、SAとスマートICは「秦野丹沢」に

工事が進む新秦野インターチェンジ=5月26日、秦野市内(神奈川新聞社所有ドローン機で許可を得て撮影)

 中日本高速道路は6日、2021年度中に神奈川県の伊勢原大山インターチェンジ(IC)から秦野市内まで開通予定の新東名高速道路について、同市八沢に設置されるICの名称を「新秦野IC」に決定したと発表した。

 また、同市戸川・横野に設置されるサービスエリア(SA)と自動料金収受システム(ETC)専用のスマートICの名称については、「秦野丹沢SA」「秦野丹沢スマートIC」に決まったと発表した。

 同ICの名称は、所在地の市名に新東名を特徴付ける「新」を加えた。同SAと同スマートICの名称は、所在地を分かりやすくするため、市名の後に知名度の高い「丹沢」を用いたとしている。

 同ICと同スマートICは21年度中に開通するが、同SAの開業年度は未定。

 新東名は、海老名南ジャンクション(JCT)ー豊田東JCT(愛知県豊田市)間約253キロを結ぶ。未開通区間は伊勢原大山ICー新御殿場IC(静岡県御殿場市)間で、同社は全線開通を23年度と見込んでいる。

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