戦力外通告の中日・三ツ間は現役続行を希望「気持ちの部分では熱いものは消えてない」

戦力外通告を受けた三ツ間(代表撮影)

中日球団は7日、三ツ間卓也投手(29)、遠藤一星外野手(32)、井領雅貴外野手(31)、武田健吾外野手(27)、ランディ・ロサリオ投手(27)、育成の丸山泰資投手(26)の6選手に来季の契約を結ばないことを通達した。三ツ間は今季5試合に登板して勝敗はなし、防御率6・75。以下は球団事務所で通達を受けた直後、取材に応じた三ツ間の一問一答。

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――球団から話を聞いて今の気持ちは

三ツ間 今お話いただいて、今日でドラゴンズとは終わりになりますけど、全く気持ちの部分では熱いものは消えてない。強く現役続行を希望してまた今日から毎日練習をしたいなと思います

――ドラゴンズでの野球生活を振り返って

三ツ間 僕は育成入団で同期の中でも投手では一番年上で入った。2年3年と先のことは一切考えたことなく一年一年という気持ちでやってきたので後悔、未練は全くありません。

――今季の状態は

三ツ間 エキシビションマッチから一軍に上がって最後まで一軍で投げ続けたかったけど、ふがいないピッチングで二軍に落ちてしまった。今年が一番平均スピードも速いですし、今年が一番球がいっているなという感覚ではいました。

――そんな中での通告。思うところは

三ツ間 自分が調子いいと思っていても、他人が評価するのがこの世界なので。もっと他人にすごいイメージを与えれる投球ができなかったという足りなさを感じました

――思い出に残っていることは

三ツ間 支配下登録されて次の年開幕一軍を勝ち取れて、開幕戦(2017年3月31日の巨人戦)でプロ初登板ができた。初めて三振を取った時にセカンドの荒木さんに「三振取ったボールをベンチに返すぞ」と言ってもらえたシーンは鮮明に覚えています。

――ご家族には伝えた

三ツ間 そうですね。ドラゴンズとは今日で終わりと話しましたし、でも他の球団でやりたいという気持ちはすごく強いと話して、今日から変わらず練習をしっかりやっていくと伝えました。

――トライアウトは視野に入れている

三ツ間 はい。参加決定というイメージで動いていきたいです。

――体の状態は

三ツ間 全く問題ないです。

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