10月になっても、半袖で過ごせる暑さが続いている。
きょう8日も東日本や西日本で30℃前後まで気温が上がったが、土日も季節外れの暑さが続きそうだ。
天気は太平洋側を中心に湿った空気が入りやすく、雨の降る所がある見込み。
続く季節外れの暑さ
きょう8日も西日本を中心に気温が30℃を超えて、真夏日になっている所が多くなっている。
午後3時までの最高気温は宇和(愛媛)で32.0℃、福知山(京都)と大洲(愛媛)で31.7℃、豊中(大阪)で31.6℃、福岡で31.4℃など。
この土日も全国的に平年を上回る暑さが続く。
東日本や西日本では30℃前後まで上がり、昼間は汗ばむ陽気となりそうだ。
特に10日(日)は秋田や青森など東北北部でも27℃から28℃くらいまで上がり、真夏並みの暑さになる所もある見込み。
北海道でも22℃前後まで上がるが、朝晩との気温差が大きくなるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
太平洋側を中心に傘の出番も
この土日は大陸から晴れをもたらす高気圧が進んでくるが、高気圧の中心は北日本を通過する。
晴れ間の出る所が多いが、太平洋側の地域には湿った空気が入るため、雲がでやすく、にわか雨がありそうだ。
9日(土)は九州南部や関東、東北の太平洋側を中心に、10日(日)は近畿や四国、九州南部を中心に所々で雨が降る見込み。
また、10日(日)は前線が通過する北海道など北日本でも雨が降りやすくなりそうだ。
(気象予報士・多胡安那)