ホテルハイマート(上越市中央1)の駅弁「にしんめし」が、JR東日本管内の〝駅弁ナンバー1〟を消費者の投票で決定する「駅弁味の陣2021」にエントリーした。
同ホテルは12年の「鱈めし」、19年の「さけめし」に続き、3度目のグランプリ「駅弁大将軍」受賞を目指す。
駅弁味の陣には1都14県の67駅弁がエントリー。1日から11月30日まで、駅弁購入時に渡される投票チケットなどから専用サイトにアクセス、投票する。
「にしんめし」は4月発売。江戸時代、北海道から北前船が積んできたニシンの乾物や肥料用のかすが直江津で荷揚げされ、当時の人々の生活を支えたこと、上越のニシン食文化を残したいと企画された。
上越産コシヒカリの上に、軟らかく炊いたニシンの甘露煮、カズノコ、昆布巻きなどが載る。山﨑敬一社長は「価格、味とも納得してもらえるよう、味やニシンの大きさに気を配っている」と話す。
今回は、消費者の投票で過去9年間の「大将軍」と準グランプリ「副将軍」から選ぶ「10周年記念賞」も用意されている。山﨑社長は「ぜひ、しっかり賞を取りたい」と意気込みを語った。
価格は1200円(税込み)。販売は上越妙高駅構内「山﨑屋」、ホテルハイマートの販売所。予約注文は同ホテル(電025・543・3151)へ。