冨安健洋がアグレッシブさの必要性強調「守りに入ってもしょうがない」

オーストラリア戦への決意を語った冨安健洋(東スポWeb)

日本代表DF冨安健洋(22=アーセナル)が、カタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦(12日、埼玉)へアグレッシブな戦いの必要性を訴えた。

7日(日本時間8日)の最終予選サウジアラビア戦(ジッダ)に0―1で敗れ、ホームのオーストラリア戦は勝ち点3獲得が絶対だ。9日にオンラインで取材に応じた冨安は「サウジアラビア戦を落として後がない。(オーストラリア戦は)勝ち点3が必要。たくさんの時間があるわけではないが、選手間ですり合わせ、できる限りのことをやっていきたい」と語った。そこで大事になるのは戦い方。「まずはアグレッシブにプレーしないといけない。追い込まれているけど、守りに入ってもしょうがない。全員が前向きにプレーすることが必要になる」と強調した。

その上で「サウジアラビア戦は守備で、ボランチやサイドハーフの選手に頑張らせすぎたと感じている。後ろは相手と同じ人数でも受け入れられるくらいの自信をもってプレーしないといけない。DFラインが守備で負担を請け負わないといけないし、そこを変えていきたい」。これで中盤より前の選手にはゴールへとつながる攻撃的プレーの比重を増やせる。最終予選3試合でわずか1得点の攻撃面の改善へつなげられるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社