優木まおみ ジェンダー論に言及、女の子は「最終的に結婚したらいいよね」に違和感

イベントに登壇した優木まおみ

タレントの優木まおみ(41)が10日、都内で開催された「グローバルフェスタ2021」に出席した。「『多様性あふれる世界とは?』国際ガールズデーの機に考えてみた」をテーマにトークショーに参加した。

優木は2人の女児を育てるママでもある。ジェンダー問題について「子育てをてしていて日本は先進国の中ではちょっと遅いかなと思います」と私見を述べた。

自身の経験を基に「出産後に仕事に来ると『赤ちゃんは誰に預けてきたの』って必ず聞かれるんですね。でも主人は仕事に行っても聞かれることはなくて。根底にある『子供は家でママが見るのが普通だよね』という(考えが)自然な世の中であって。根付いてる思考を『ちょっと違うんじゃなの』って思いながら受け入れていて…。そこを変えていくのはすごく難しい」と述べた。

またママ友同士の会話の中でも感じることがあるという。「まおみちゃんの所は女の子だからね。将来、中学、高校どこを選んでも『最終的に結婚したらいいよね』のようなことを言われたりとか。『ちょっと古くない?その発想は』って思ったりする」と違和感を感じているという。

優木は「そこを子供の時代には変えていきたい。私が子育てしている7年ぐらいで変わってきたんですよね。なので、それをみんなが変えて行くことのきっかけになればいいなと思います」と話した。

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