中日は10日のDeNA戦(横浜)に1―2と今季4度目のサヨナラ負け。先発した小笠原は6回1失点と好投したが、打線が相手先発・今永らDeNA投手陣から10安打を放ちながら1得点のみ。1―1の9回は守護神のR・マルティネスが一死満塁で柴田にサヨナラの左犠飛を許した。
以下は与田剛監督(55)の一問一答。
――R・マルティネスの直球が走っていなかった
与田監督 この時期は、彼だけに限らず、みんな疲れがあるかもしれないが、ストライクとボールがはっきりしてしまったところが苦しかった。
――小笠原は2試合連続で好投したが白星つかず
与田監督 球数的にはまだ行けるような状況だったが、6回1失点で十分によく投げてくれて安定してきた。
――小笠原は6年目にして初の規定投球回の到達(残り5回2/3)が見えてきた
与田監督 われわれの思いもあるし、本人も規定投球回に行くのは一つの目標でもあると思うし、今までやれなかったことを一つずつやれるようにになっていってほしい。
――今年一番良くなったところは
与田監督 柳と同様にゲームの中での修正力ですかね。うまく行かなかったイニングがあれば、次のイニングでの修正力、その辺だと思う。
――打線にあと1本が出なかった
与田監督 2桁安打で1点しか取れなかったのはベンチの私の責任でもある。そこはいつも言うようにあと1本が出ないことを何とかしていくしかない。やっぱり良い投手だったので、なかなか簡単ではないが、打ち崩していかないといけない。
――ビシエドにいい当たりが出てきた
与田監督 (4回の)中堅への当たり(二塁打)も、もうちょっと角度がつけばという当たりでしたけど。
――9回一死一、三塁で楠本を申告敬遠で満塁策を取ったのは守りやすさを重視したのか
与田監督 私の判断です。