本田佳祐 森保ジャパンに持論展開「監督交代はあり」田嶋会長には「代わりいない」

MF本田圭佑

リトアニア1部スドゥバの元日本代表MF本田圭佑(35)が10日、自身のユーチューブチャンネルに出演した。本田はカンボジア代表の実質的な監督を務めており、同国のアジア杯予選プレーオフのためバーレーンに滞在中。視聴者からの質問に答える形で、カタールW杯アジア最終予選に臨んでいる森保ジャパンについて言及した。

アウェーで黒星を喫したサウジアラビア戦については「前の試合も決めるところを決めていたら勝っていた印象。前半はチャンスがあったと思う」と分析。次のオーストラリア戦(12日、埼玉)を前に「次の一戦を乗り越えたら、またケガ人が戻ったり状況が一気に変わる。時間が解決してくれる」と持論を展開した。

また、攻撃の切り札として注目を集める古橋亨梧(セルティック)については「乗っているイメージ。使わない手はない。足は速いので(パスの)出し手との連携が重要だと思う」と話した。

一方で、監督交代の是非については一般論として「状況による。選手が悪いから勝てないのもあるし、監督が悪いから勝てないのもある。問題が何なのか、冷静に分析しないといけない。ありかなしかで言ったら、あり」と私見を述べた。

さらに、4期目の続投が決まった日本サッカー協会の田嶋幸三会長についても言及。「僕自身はリスペクトしているし、お世話になっている」と前置きしながら「代わりがいないんでしょう。変わらないといけないことは、変わらないといけない。それが田嶋さんかどうか。言うのは簡単ですけど、実際はそんなに甘いものじゃない。後任にふさわしい人が出てきて、初めて出てくる議論」と語った。

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