米山隆一氏が生方議員の“拉致被害者は生きていない”発言に苦言「党として厳正に対応すべき」

生方幸夫氏(東スポWeb)

元新潟県知事で弁護士の米山隆一氏(54)がが11日ツイッターで、立憲民主党の生方幸夫衆議院議員(比例区代表南関東ブロック)が、北朝鮮による日本人拉致被害者について「被害者は生きていない」と発言したことに苦言を呈した。

生方氏は、9月23日に千葉県松戸市で行った会合で「日本から連れ去られた被害者というのはもう生きていない」と発言。被害者の一人、横田めぐみさんについて「生きているとは誰も思っていない」「客観的情勢から考えて生きていたら帰す。帰さない理由はない」と持論を展開した。

米山氏は生方氏の発言に「こういう発言には党として厳正に対応すべきだと思います」と主張。

続けて「生死を断定する証拠がない以上、生存を前提に救出活動を行うのが、国家として当然のありようだと思います」と国家として拉致被害者の救出の重要性を訴えた。

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