元PSG選手、パリで過ごした苦悩の日々を語る「サッカーが嫌いになった」

 元オランダ代表DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィールは、パリ・サンジェルマンで過ごした苦悩の日々を語った。

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 33歳ファン・デル・ヴィールは2012年にアヤックスからPSGに加入。2016年まで4年間プレーし、リーグ通算89試合4ゴールを記録した。そんな中ファン・デル・ヴィールは『Kick't Net』のインタビューで、スター選手揃いのドレッシングルームで過ごした苦しい時期はサッカー観を変えたと胸中を語っている。

「フランスに降り立つと、異なる選手、異なる監督、異なる戦術が待っていた。私はプレイステーションで操作するようなスター選手ばかりのチームに入ったんだ。私は目を見開いて、彼らと握手したよ。でもPSGでは幸せではなかった。定期的にプレーするという安心感がなかったんだ」。

「最後のシーズンには私を悩ませる事件がいくつかあった。例えば、オーリエが動画で監督や選手を批判した事だ。チャンスだと思ったけど、プレーすることすらできなかった。しかも私のポジションには、CBのマルキーニョスが入った。右SBが本職の私がいるのに、そんなに悪かったのか?正直言うと、その時はそこに居たくないと思うようになったし、サッカーが嫌いになったよ」。

元PSG所属選手が当時の苦悩を語る Photo John Berry

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