【ドラフト】筑波大・佐藤、西武2位指名に「打線が強いイメージ」 将来は「日本を代表する選手に」

筑波大・佐藤隼輔【写真:佐藤佑輔】

左腕から繰り出される最速152キロの直球とスライダー、チェンジアップが武器

2021年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が11日、都内のホテルで開催され、最速152キロ左腕の筑波大・佐藤隼輔投手は西武が2位指名で交渉権を獲得した。

筑波大では1年春からベンチ入りし、2019年には大学日本代表に選出。左腕から繰り出される最速152キロの直球と一球品のスライダー、チェンジアップが武器だ。9月11日に行われた東海大との秋季リーグ開幕戦では、先発で自己最速を1キロ更新する152キロを計測するも、4回途中に右内腹斜筋の肉離れで負傷降板。秋季リーグは1試合のみの登板に終わっていた。

指名の瞬間は表情を崩さず、じっと正面を見据えていた佐藤。会見では「プロ野球選手としてのスタートラインに立てたことをうれしく思います。これからお世話になった方々に恩返しできるよう頑張っていきたいと思います」と喜びを語った。

西武については「打線が強いイメージ。野手の方々に支えてもらいながら自分でも頑張っていきたい」とし、「将来的には日本を代表する選手として侍ジャパンなどに選ばれるようになりたい。1年目からしっかり活躍して新人王を目指してやっていきたい」と活躍を誓った。(佐藤佑輔 / Yusuke Sato)

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