西武・松坂大輔が19日に引退会見 日米通算170勝、WBCでは2大会連続MVP

19日に引退会見を行う西武・松坂大輔

西武は12日、松坂大輔投手(41)の引退会見を19日に行うと発表した。

松坂は14年ぶりに西武に復帰した昨年7月に脊椎内視鏡頸椎手術を受けメットライフドームでの復帰登板を目指しリハビリを行っていた。

しかし、近い関係者が「日常生活にも支障が出るほど」というほど、術後の経過はおもわしくなく、今年7月7日に球団を通じて今季限りでの現役引退を発表していた。

3か月前、引退発表の段階で渡辺GMは「ここまでずっと、球団施設などで毎日復帰に向けて必死にリハビリやトレーニングを重ねる大輔の姿がありました。大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います」と語っていた。

西武、ソフトバンク、中日、レッドソックスなどで活躍した松坂の日米通算成績は170勝108敗2セーブ。新人王(99年)、最多勝3回(99年~01年)、最優秀防御率2回(03年、04年)、最多奪三振4回(00年、01年、03年、05年)、沢村賞1回(01年)。WBCでは第1回、第2回大会で連続MVPに輝いている。

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