伊集院光、「舎人(とねり)」を読めなかった長嶋一茂を笑う人「ちょっとおかしいなって」

11日深夜放送の『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)、でタレントの伊集院光が、「舎人(とねり)」を読めなかった長嶋一茂を笑った『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でのやり取りについて疑問を語った。

番組では、7日に、千葉県北西部を震源とし、千葉県や都内で最大震度5強の地震が起きたことについて話していた。この地震では、都内の荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅を結ぶ日暮里・舎人ライナーが脱線し、同線を利用する通勤・通学者の足に影響が出るなどした。

伊集院はその件について脱線そのものだけではなく、その読み方も話題になっていたということで「地震本体のことじゃなくてさ、朝の番組で、長嶋一茂さんが、『俺、あの字、“とねり”って読むの知らなかったよ。“しゃじん”かと思ってた』って言ったらさ、スタジオ大爆笑になってんのね」と一茂が、「舎人」を「とねり」と読めないことがネタになっていたことに触れる。

出身地が荒川区である伊集院は、もちろんその読みを知っているが、普段は校舎の「舎(しゃ)」のような読み方が多いとうことで、「俺が生まれたところは舎人から近かったことで、『とねり』って何度か今まで出てきてるから、この番組のリスナーは分かると思うんだけど。普通、分かんなくね?」と疑問を呈し、「あのとき思ったのは、周りがドッンと沸いたときに、絶対何人かいるって。『俺もそう思ってたけど、羽鳥さんとその周りがみんな笑っちゃってるし、一茂さんのキャラだから、笑っちゃおうかな?』みたいな」と実は一茂以外にも読めなかった人が多かったのではと推測した。

また、伊集院は視聴者の反応を「テレビ見てる人なんかもっと、『俺もそうですけど?』って人絶対いたよね」と予想し、だって、日暮里もさ『暮里(ぽり)』ってくる?(笑)こう…、地名であんまり、『ぽり』ってこないでしょ。なんかそれをすげえ思ったんだよね」と語った。

さらに、自身の奥さんに聞いた話を「カミさんとかよく言うのは、インテリみたいなクイズ番組で、うちのカミさんが嫌いなのは、スタジオで簡単な問題が分からなかったみたいなときに、みんながそいつのことを笑うじゃん。そのときに、自分ができないときの屈辱が凄いんだって。『なんか分かんないけど、私も一緒に笑われてますけど』みたいになるんだって」と紹介し、「それ言うとさ、あれ『とねり』読めないのを『えー』ってなる基準、ちょっとおかしいなって思ったけど」と、舎人は笑われるほど、難易度が低くないのではと持論を語ったのだった。

© 株式会社ジェイプレス社