亀田製菓株式会社(新潟市江南区)がベトナムの持分法適用関連会社の株式を追加取得、連結子会社化

亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は12日、同社の持分法適用関連会社であるTHIEN HA KAMEDA JOINT STOCK COMPANY(ベトナム社会主義共和国)の株式の一部を追加取得し、連結子会社化を完了したと発表した。

THIEN HA KAMEDA,JSC.は、ベトナムの米菓大手企業「THIEN HA CORPORATION」とのジョイントベンチャーとして2013年に設立。亀田製菓の商品をベースに現地化した商品を生産・販売している。

亀田製菓の所有株式は、異動前は315万株で議決権所有割合が30%だったが、12日に220万5,000株(所得価格1,949億VND、日本円で9億5,100万円)を追加取得し、535万5,000株、議決権所有割合は51%となった。

亀田製菓では、ベトナムは大きな国内市場を持つとともに、豊富な労働力と良質な原料米が確保できることや、強い輸出競争力を有するなど、生産拠点としても高い将来性があるとしており、今後は海外展開の加速にむけて、更なるシナジー効果による業績の拡大を目指していくという。

なお、本件による2022年3月期の連結業績に与える影響については現在精査中であり、今後開示する予定である。

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