オリックスが優勝マジック点灯王手! 宗の8回同点2ランで天王山決戦を執念ドロー

8回に同点2ランを放ち、吠えるオリックス・宗

オリックスがマジック点灯に王手をかけた。天王山決戦となった12日のロッテ戦(京セラ)は先発・田嶋が8回を2失点に抑える力投を見せるが、打線が小島に抑えられて0―2と劣勢の展開。

しかし、2番・宗が執念を見せた。8回、二死一塁から右翼席に同点に追いつく8号2ランを叩き込む。そのままドローに持ち込み、ゲーム差は2・5と変わらず、13日に勝利ならマジック7が点灯する。

中嶋監督は「よく追いついた。(2併殺だった)自分が悔しい思いをしているので取り返した」とうなずいた。宗は打席後に感極まってベンチで涙を流し、打たれたロッテ先発の小島も試合後に泣き崩れるなど、両者とも死力を尽くした戦いだった。

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