【W杯アジア最終予選】森保監督 解任論に持論「毎試合、毎試合、岐路に立っている」

試合後、サポーターにあいさつする森保監督

日本代表の森保一監督が、解任論が高まる中で自身の進退についての思いを明かした。

日本代表は12日に行われたカタールW杯アジア最終予選オーストラリア戦で2―1と勝利。負ければ解任は避けられない状況だったが、ひとまず首の皮一枚つながった。

試合後、オンラインで取材に応じた森保監督が進退のかかった大一番を振り返った。解任論が高まる中での試合となったが「進退に関しては、特に今日の試合だけかかっているとは思っていない。代表の監督に就任してから、毎試合、毎試合、監督としての道が続くのか、終わるのかという岐路に立っていると思っている。今日の試合で特別、自分の進退について考えることはなかった」。これまですべての試合で進退をかける強い覚悟を抱いていたと説明した。

とはいえ、進退問題は今後も予断を許さない状況が続く。まさに一戦一戦が大一番になる。

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