【那須塩原】高齢者と若者をつないで新しい地域づくりをしようと、黒磯南高3年生5人が高齢者向けの生活支援などを行う団体「たらこみゅにてぃ」を立ち上げ、活動している。支援を受けた高齢者からは「助かる」と喜ばれ、高齢者の見守りにもつながっている。生徒たちは活動の輪を広げるため、協力者を募集している。
企画したのは、同校3年菊地奏太(きくちそうた)さん(18)と米竹玲音(よねたけれん)さん(17)。米竹さんが「買い物代行サービスをやってみないか」と発案したのをきっかけに、高齢者の孤立解消などに取り組む一般社団法人「えんがお」(大田原市)で活動する菊地さんが「高齢者向けの支援も取り入れよう」と提案。今年3月に本格始動した。