プロ野球ドラフト会議で巨人から育成5位指名を受けた創成館高の大型左腕、鴨打瑛二投手が12日、長崎県諫早市の同校で記者会見し、プロへの固い意志を示した。支配下登録やその後の目標に向けて「体を強くして、もっとスケールを大きくしたい」と意気込んだ。
身長195センチ、体重90キロの鴨打投手は佐賀県小城市出身。創成館高では1年から経験を積んだ。130キロ台の角度のある直球にカーブ、チェンジアップなどを織り交ぜた投球が持ち味で、将来性を評価された。
指名の瞬間は寮の部屋で同級生と迎えて「自分以上に喜んでくれた。小さい頃からの夢だった。本当にうれしい」。まずは支配下登録へ「スピードもまだまだ。真っすぐで三振を取れるようになる」と誓った。
同席した創成館高の稙田龍生監督は「彼には高いレベルを見せてやった方がいいと思っていた。素材はいいので、1、2年で必ず結果を出して息の長い選手になってほしい」とエールを送った。
「もっとスケール大きく」 巨人育成5位指名 鴨打(創成館高)が意気込み
- Published
- 2021/10/13 12:00 (JST)
- Updated
- 2021/10/14 11:28 (JST)
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