韓国紙「レクサスLFAが韓国公道で目撃...ネットは賞賛の嵐」「かっこいい...狂いそう...日本車だけど...」

韓国の自動車専門紙が、最近韓国の公道で走っていることが目撃されたレクサスのスポーツカー「レクサスLFA」について、その性能や評判について最高級の賛辞を送っている。

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辛口で有名な韓国の自動車専門紙・オートポストは13日、『前世界最高のサウンドと絶賛された 日本車だけど認めざるをえない車』というタイトル記事を掲載した。

オートポストは、「スーパーカーは、スマートで、強力なデザインのため、男性だけでなく女性の心までとらえる万人のドリームカー呼ばれている」とし、そのようなスーパーカーの一つ「レクサスLFA」が最近、韓国の公道で目撃されたと伝えた。現在韓国に1台のみ存在すると推測されている。

同紙は、2010年に公開されたトヨタのスーパーカー「レクサスLFA」が、韓国では4億4,000万ウォン(約4,176億円)台という価格で出荷されたことを挙げ、この価格が「当時ランボルギーニムルシエラゴ、またはフェラーリF430を買うことができる価格だったので、非常に高価なレベルであった」たため韓国人を驚かせたと伝えた。

レクサスLFAの目撃写真が最近ネットに投稿されるや、自動車系コミュニティサイトは賞賛の嵐になった。「これがまさにトップクラスだ」「私はなぜ目撃された日曜日に家にいたのだろうか」「排気音を聞いてみたいスポーツカー」「日曜日の何時にどこ捕捉したか教えてください」「とても見たい」「写真だけでもかっこいい、実物はどれほどだろうか」「すごい、これを直に見れたのか」「ほんとにかっこいい」「狂いそう」「日本車だけど認めるしかない」「日本があまりにも古くから基礎科学の研究に多くを投じたようだ」などの声が寄せられたことが確認された。

画像:オートポストの当該記事キャプション

オートポストは「長年の開発とテストにょりパーフェクトに仕上げられたレクサスLFAの性能は、多くのファンを驚かせた」とし、「英国トップギアトラックのテストでは、雨でひどく濡れたサーキットを1分22秒8で完走し、歴代最速ラップタイムを記録した」と指摘。

同紙は、レクサスLFAのスピードについて、「空気力学に多くの神経を使ったからである」とし、「高さが1,220mであるLFAの空気抵抗係数は、Cd 0.31に過ぎない。これは1,116mの高さのブガッティ・ヴェイロンの空気抵抗係数Cd 0.36よりも低い数値である。最も優れた評価を受けるスーパーカーの一つであるマクラーレンF1のCd 0.32よりも低い記録だ」と説明するなど、詳細な分析を行っている。

オートポストは、なかでも、LFAのエンジン音を高く評価しており、「9,00RPMの高回転域で吹き出すハイエンドサウンドは、まるでF1のサウンドが連想されるほどだ。このサウンドは、F1エンジンの経験が豊富なヤマハの調整を通じて誕生した。ヤマハは、繊細な調整とチューニングを通じてLFAだけの個性ある排気音を作り出した」と称賛した。

一方で同紙は、韓国車ブランドが2016年を境にスポーツカーの生産を断念していることを挙げ、海外ブランドは収益性が悪くともスポーツカーを開発しているとし、「国産ブランドもこのような努力の裏付けがあってこそ海外ブランドと並ぶに競争をすることができる」との専門家意見を伝えた。

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