【新型コロナ】横浜で12人感染 クラスター施設の入所者ら2人死亡

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は13日、70代女性と80代男性の2人が死亡し、10歳未満~90代の男女12人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症2人、軽症9人で、1人の症状が分かっていない。うち9人の感染経路が不明。

 市によると、死亡した70代女性は陽性者の知人と接触があり、8月25日に陽性と判明。自宅療養していたが、27日に病院に入院し、28日に転院して9月8日に亡くなった。高血圧の基礎疾患があったという。

 80代男性はクラスター(感染者集団)が確認されている介護老人保健施設に入所していた。10月6日の集団検査では陰性だったが、10日に発熱の症状があったことから、病院を受診。陽性と判明し、酸素投与などの治療が行われたが、同日亡くなった。糖尿病などの基礎疾患があり、ワクチンは2回接種済みだった。同施設ではこれまでに11人の感染が確認されており、亡くなったのは初めて。

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