14日の本会議で衆院が解散され、県内も選挙ムードに染まってきた。4年ぶりに巡ってきた民意を問う総選挙。コロナ禍で大打撃を受けた観光産業、切迫する地球温暖化、深刻化する格差拡大の重要課題に関わる県内当事者たちも、熱い論戦へ期待感を抱いている。
国内外から観光客が訪れる「あしかがフラワーパーク」(足利市)の早川公一郎(はやかわこういちろう)社長(40)は「旅行者が安心安全に移動できるルール、仕組みの整備を求めたい」と話した。ワクチンパスポートの運用議論、旅行者受け入れ施設への補助などを例に挙げた。